2017年10月27日金曜日

自由な取引と自由な発言

基本的に、発言も取引も、風説や相場操縦でなければ自分は自由だと思います。

一方で、市場に影響を及ぼす発言をすべて否定する方々もいますよね。これは、流石にやりすぎな気はします。発言も取引も自由ではあるべきです。

ただ、じゃあ法律違反じゃなければなんでもありかと言うと、それも行きすぎな気がするんですよね。

唯一、倫理で一線を引くなら、「嘘をついているかどうか」だと思うんです。つまり、本当に上がると思っているなら、この株は上がると言うのは倫理上問題ないと思うんです。結果として、下がったら嵌め込みのように見えるかもしれませんが、本当に上がると思ってたなら、仕方がないですよね。上手い人も間違えますから。

一方、上がると思っていないのに、上がると言うのは倫理上は問題なのかなと思います。ただ、嘘をついているかどうかは何か証拠でもないと、厳密には本人しかわからないですよね。

取引が上手な人や経験のある人は、嘘をついている人をある程度簡単に見分けられると思います。一方で、経験の少ない人は、嘘をついている人を簡単には見分けられません。嵌め込みを嵌め込みとわからない人です。

そういう意味では、バーチャや嵌め込みを見抜けるのは、その人と同等か、その人より上手い人だけなのかもしれないですね。

煽り屋をとにかく取り締まるよりは、嘘をついていると思える人を取り締まる方が、筋は通っているような気もするんですよね。もちろん、合理的に取り締まる方法はありません。たまに、上手い人が、嵌め込み屋に怒っているけど、嵌め込まれている人はあんまよくわかってないんでしょうね。

自己責任とはいえ、嘘をついて人を嵌め込んだり、利益を得ようとするのは、褒められたものではないですよね。まあ、それでも疑わしきは罰せず、自由でいいとは思うんです。腹は立つようで、まあ、別にどうでもいいかなとも思います。

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