2017年8月31日木曜日

8月は微プラス

マザーズの下落を全身で受けた割には、微プラス。決算良かったぽいやつが頑張ってくれました。

資金はゲーセクからEVや介護関連とかに移動ですかね。決算失望の他に、モブキャスとコナミの中国事業が意外と収益になってないというのが、ゲーセクの失速には結構大きかったかもしれないですね。中国市場を私自身も期待していましたが、パブリッシャーの取り分が大きいんですかね。よくわかってません。

2017年8月17日木曜日

PFいろいろ入れ替わり

決算良かったっぽいもの等を買って、他は減らし気味。

決算もひと段落したので、後から銘柄精査してます。少しポジが増えすぎました。

北朝鮮リスクは残ったままですが、夏枯れの戻りがどうなるか見ています。

業績的には日経もそんなに売られなくてもよさそうな感じもしますが、正直指数マーケットの動きは難しいですね。将来の収益をどう予想するかにもよるのかもしれないですし、単純に需給で動きますし。月曜朝の新興の底値で少し買えたのは良かったですが、お盆が終わるころにみんなどんなポジとるんでしょうかね。

2017年8月5日土曜日

金余りの時代とJGBトレーダーの黄昏

タイトルに意味はありません。

金融緩和に対して、なんとなく金持ち優遇のように感じている人がいるかもしれませんが、実際は、金持ちにとっては辛いことです。

例えば 100億円持っているお金持ちがいるとします。金融緩和前で、国債の金利が年2%付けば、毎年2億円、ほぼノーリスクで不労所得が手に入ります。

一方で、金融緩和で国債金利が、0.1%になってしまった場合、金利下落(国債価格の上昇)で、一時的に2億円近いキャピタルゲインを得られますが、それ以降は、毎年1000万円しかもらえなくなります。

金融緩和によってお金の希少価値が、減ってしまったせいで、お金を持っているだけでは、お金を稼げなくなってしまうのです。

お金持ちは、リスクをとって運用するか、生活レベルを落とすか、何らかの仕事を探したり、事業を起こす必要があります。

一方で、お金を持っていない人にとっては、失業率の低下や賃金の上昇といったメリットを受けることができます。

実際、金融緩和に反対するのは、お金を大量に持っている銀行ですね。10年以上前は、日本国債(JGB)のトレーダーは、投資銀行の稼ぎ頭だったそうです。銀行も国債金利で稼いでいました。

日本は円建ての国債を大量に発行している一方、対外債権国ですから、原理的に国債が返せなくなることはありません。全くのノーリスクで、JGBトレーダーや銀行は毎年、多額の金利を儲けることができました。しかし、そのような時代は終わりました。もはや、日本国債は金利を生みません。流動性も日銀が吸収してしまいました。

 それでも、インフレ率は低いままです。まだまだ、金融緩和の余地はあります。


最近、株価も高値圏にあります。暴落も怖いですが、本当に怖いのは、資本がもはや希少なものではなくなり、株価が高止まり、株の期待収益率が低くなってしまうことです。大型株の流動性も日銀が吸い上げています。

トレード技術や、銘柄選定の技術のある人は生き残れるでしょうが、お金が多少あるからといって、人生が上がりになるのは遠のくでしょうね。

ロバートキヨサキさんみたいに、未だに高額の入場料取って講演会を開くなどして、働いてお金を稼ぐ必要がありそうですね。

金持ち父さんも、働かないとお金を稼げないのが、金余りの時代です。


金融商品取引法第158条について適当に考える

最近はtwitterのつぶやきで、値段が大きく動く株がたくさんありますね。

個人的には、自由な発言と自由な取引が基本だと思いますので、あまり気にしていません。
いいと思った株を発言して、イナゴがそれに飛びつくのも自由だと思います。

一方で、金融商品取引法第158条に、風説の流布、偽計、暴行又は脅迫の禁止いうものがあります。

どこまでが、158条違反になって、どこまでが違反にならないのかは微妙なところですね。

企業の嘘の内部情報や嘘のファイナンス等の情報を流すとかは論外ですが、複数人で共謀して、銘柄をSNSで煽って売り抜けるとかはんどうなんでしょうか。昔から、胡散臭い株はたくさんありますが、個人でもSNSを使えばうまく煽れるんですかね。

あとは、お金を取って銘柄を紹介して、それを他の人に煽ってもらうとか。自分の株でなければよいというのもおかしな話だとは思います。

自分の株を煽って、売り抜けるのもどうなのかなとは思いますが、うーんどうなんでしょうか。まだ、買ってる、持ってると嘘を言って、売り抜けるのは虚偽の風説か、偽計に当たりそうな気もしますけど。

"「偽計」とは、人を欺き・誘惑し、または人の錯誤、無知を利用することをいいます。"
https://trendersnet.com/archives/1251.html

「偽計」の上の定義みたいなやつだけ見ると、まさに煽り屋が得意としそうなことな感じはしますけどね。どうなんでしょうか。 


複数人が共謀して煽りながら、相場操縦に該当するような取引をするとかなり危ないみたいですね。ただ、よくわからないですし、書きながらいまいち興味がわかないので、読んだリンク張って終わります。

ネットでの買い煽り、合法か違法か 弁護士に聞く、風説の流布と相場操縦 (2017/05/08)

http://www.quick.co.jp/page/quick_report_detail.html?detailNo=12351

2017年8月4日金曜日

ASJ乱高下(8/11追記アリ)

ASJ株乱高下していますね。

ASJの子会社であるASUSAの社長である西田博史博士が、オレゴン州立大学のインタビュー動画でRNCDDSについて答えています。わかりやすいですし、大手動画配信サイトについても触れていますし、サーバー代金や電気代、場所をたくさん節約できるとも述べています。

https://www.youtube.com/watch?v=_Gbg2eltWDU

IRによると、会社側から出したものではないのでコメントすべき立場にない。動画内の企業名についてもコメントできない。IRすべき状況の変化は今のところないとのことでした。 あと、動画再生数今のところ1000ちょいで、少ないですね。特許自体はASJが押さえているとのことです。


市場規模も、正直わかりません。世界のサーバー台数は1億台程度で、データ量は2年ごとに倍になるとも言われているみたいですね。これの1%でも減らせれば、電気代や場所代を除いたハードだけでも、数千億円規模の節約になるかもしれません。(ここは、もっときちんとした計算が必要ですね。主にメディアストリーミングやCDNsを対象にしているようなので、1%は過大かもしれませんし、過小かもしれません)

http://www.cisco.com/c/dam/global/ja_jp/solutions/collateral/service-provider/global-cloud-index-gci/white-paper-c11-738085.pdf
(8/11追記)市場規模の予測としては、上記リンクの12、13ページ辺りが関連でしょうか。ビッグデータの規模が2015年で25EB、1TB60ドルと考えると、対象となるHDDメモリーハードのみの金額はざっと1600億円くらい、その何割削減に貢献できるかでしょうかね。割と適当な金額ですが、数百億円くらい節約できたとして、HDDの寿命が3〰5年程度とすると、まあ適当に、年間100億円くらいの節約。ただし、2020年までにはビッグデータの規模は10倍の247EBと、このレポートは予測しています。一方で、データストレージの単価も下がっていくとは思います。電気代とか場所代とかサーバーの他の部品代は考慮していません。ざっくり年間100億円節約できる計算になりますが、ASJの収益と結びつくかは別です。計算自体も適当です。あと、RNCDDSの欠点としてCPUパワーが必要となるので、タブレットやスマホ等には不利な技術かもしれません。(追記)CPUよりもネットワークの負荷が既存技術のボトルネックになるなら、タブレットやスマホにとって有利になる場合もあるかも。

サーバーの仕組みを新しくするとなると、それだけでコスト(人件費や新たなソフトウェアや周辺の仕組みの変更)がかかりますから、それを超えて導入を促せれるかは未知数ですし、技術的、経営的にもわからないことだらけです。もっと良い技術があれば、それだけでアウトです。

というわけで、調べものしつつ、どうなるでしょうね。正直ASJに関しては、業績自体は上向いてきているようですが、株価の方がさらに急上昇しましたから、dead or alive感はありますけどね。あまり期待せず、状況を見ていきたいです。ただ、状況の変化は見逃さないようにはしたいと思っています。正直、投資うんぬんよりは、特許に対する興味の方が大きいかもしれません。(8/11追記)いまいち特許が収益に結び付くかは、よくわかりません。

前書いたやつ、リスクについても書いてます。当然ですが、投資推奨ではないですからね。どうなるかはほんとにわかりません。

https://dcflongterm.blogspot.jp/2017/07/asjrncdds.html

2017年8月1日火曜日

新興の下げ

サイステ、ドリコム、アエリアと決算、三連発が新興の下げを引き起こしてる感じですかね。アエリアと他のいくつかのゲーム株は寄り近辺で投げ、他の下げてる新興を少し拾っています。

 あとは、ゲーセク注目はKlabの決算ですかね。時価総額に見合った決算がでるかはわかりません。

 サイステ、ドリコム、アエリアと売り上げは急成長しましたが、純利益が出てないですね。いろいろなコスト増をカバーできるほどには、ヒットが伸びなかった感じでしょうか。残念ですが、水準訂正もやむなしですかね。アカツキはそういう意味では純利益出せてる分、市場の評価は高い感じですかね。これからどうなるかはわかりませんが。

スマホゲームの国内市場は頭打ちの感もありますから、klab等が頑張って海外市場展開できるといいですが、 しばらくゲーセクはキツそうですね。夏休みの人も多いでしょうし。


伸びていく業界としては、医療、介護、電子書籍、EV関連とかですかね。

EV電池関連も伸びると思いますが、この手の技術の発展が著しい分野はなかなか、本命銘柄探しにくい部分もありますが、どうなるでしょうか。

しばらくは、無理せず、下げを拾う感じで行くつもりです。 ただ、いくつかの煽られ銘柄辺りとかに爆弾があるかもしれないので、イナゴが好きそうな銘柄や新興の思惑銘柄は巻き添え注意が必要そうですね。