2017年10月31日火曜日

9月 10月 パフォーマンス

9月が+18%、10月が+8%くらいです。共に税引・出金後です。

9月あんまり覚えてないですけど、決算進捗いいのが引っ張ったのかな。10月は最初良くて、途中悪くて、最後の4〰5日で+になりました。

パフォいい人も多いみたいなので、悪くはないと思うんですが悔しいですね。結構上がったのも多かったんですが、長期で保有するディフェンシブみたいなのがあんまり動きませんでした。日経の上げに乗れず反省もあります。

銘柄分析しすぎて、少し疲れてきました。市場の値動きについていけてない部分もあるんで、ここら辺を課題に頑張りたいのと、銘柄が緩慢に分散しているので、もう少し良い銘柄に絞ることを考えたいと思っております。

あとは、長期保有ステーキ銘柄先月減らしてしまって、決算前の上昇に乗り切れませんでした。ここら辺、甘かった気がします。難しいですね。

純有利子負債、DCF法からの考察

(文章にしてみましたが、分かりにくいです。あと、適当なので間違ってたらごめんなさい。)

非常に低いPERで放置されている銘柄で、たまに大きな有利子負債を持っている場合がありますよね。同じPERなら、借金ない方が良いとは思いますが、どうやって評価すべきでしょうか。

結論を言うと、DCF法を用いて、将来考えられる借金の返済(マイナスのキャッシュフロー)を現在価値に割り引いて、評価すべきというのが答えです。

ただ、理論的には非の打ちどころがほとんどないと思えるDCF法ですが、実際に使うのは結構難しいです。単純に来季の決算すらなかなかわからないですから、将来のキャッシュフローだって正確にはわからないですよね。

ただ、DCF法の考え方自体は重要ですので、純有利子負債もDCF法を用いて評価すべきです。

で、DCF法を用いて有利子負債の価値(負の価値)を評価するにあたって、面白いのは、借金をずっと借り換えて、永久に返さない、あるいはかなり遠い将来に返す場合はDCF法における借金元本の負の価値もほとんど0に近くなります、(利息のキャッシュフローは別ですけど)

逆に、今すぐ純有利子負債を返す場合の現在価値は、純有利子負債の金額(マイナス)そのものになります。

ですので、0>=純有利子負債元本の現在価値>=純有利子負債の金額(マイナス) となります。

すぐに株式増資でもして、借金返しそうなのであれば、純有利子負債元本の現在価値は低く(マイナスが大きく)なります。

早めに借金を返さなければいけないなら、大きめのマイナスの評価をすべきで、返済がかなり先なら、利息のマイナスはありますが、元本返済自体のマイナスの現在価値の絶対値は小さくなります。

あと、例外なのは自社株買いや株式配当や優待ですね。借金の返済をすることなく、株主還元ができる抜け道となります。大きな借金をしているけど、企業価値が比較的高く維持されているのは、これのおかげの銘柄(電力株とかですかね)もあります。




2017年10月27日金曜日

メドレックス雑感とケリーの公式の応用

メドレックス正直よくわかってませんが、一応レポート読んでみました。もう大分上がってしまってますし、もちろん投資推奨では全然ありません。

ただ、ケリー基準を試した資金投入量の例を示すには良い気もするので、ちょっと書いてみます。適当なんで、間違ってたらすいません。

一応、フェアリサーチレポートと

http://pdf.irpocket.com/C4586/Rt66/Uvh2/SXRA.pdf

ケリーの公式から

http://www.geocities.jp/y_infty/management/k_formula_1.html


レポートから適当に凡その値を取って、最適な資金配分の方法の例を示してみます。

まず、メドレックスの治験がすべて上手くいった場合の現在価値を800億円、現在の時価総額を100億円とします。治験が失敗すれば株価は0円とします。治験がすべて上手くいく確率をレポートによると4割くらいなのでそうします。つまり、4割の確率で8倍になるということです。

資金×fが投入すべき資金量となります。


Rが、何倍分の報酬もらえるか。Pが確率です。

ケリーの公式としては、4割の確率で8倍になるということですから、Rは7になります。Pは0.4ですと、f=2.2/7となるので、fは大体1/3ですね。

つまり、治験が成功する確率が4割なら、資金の1/3を投入するのが最適となります。

もちろん治験の成功確率が4割なんてあり得ない、精々2割くらいだろうという人は

f=0.6/7で、大体資金の9%くらいをかけるのが最適になります。


いやいや、治験の成功確率は10%が精々だと思う場合はf=-0.2/8となって、期待値自体が負になりますので、投入すべき資金は0となります。(あるいはおすすめしませんが、空売りですかね)

もちろん、他のポジションもあるでしょうから、トータルでの正しい計算は非常に難しいですけど(他のポジがあれば当然メドレのポジはその分小さくなります)、もし余裕資金があって、治験の成功確率に自信があるなら投入しても良い金額の目安にはなる気もしますが、推奨ではありません。あくまで、様々な前提を用いた計算例です。


自由な取引と自由な発言

基本的に、発言も取引も、風説や相場操縦でなければ自分は自由だと思います。

一方で、市場に影響を及ぼす発言をすべて否定する方々もいますよね。これは、流石にやりすぎな気はします。発言も取引も自由ではあるべきです。

ただ、じゃあ法律違反じゃなければなんでもありかと言うと、それも行きすぎな気がするんですよね。

唯一、倫理で一線を引くなら、「嘘をついているかどうか」だと思うんです。つまり、本当に上がると思っているなら、この株は上がると言うのは倫理上問題ないと思うんです。結果として、下がったら嵌め込みのように見えるかもしれませんが、本当に上がると思ってたなら、仕方がないですよね。上手い人も間違えますから。

一方、上がると思っていないのに、上がると言うのは倫理上は問題なのかなと思います。ただ、嘘をついているかどうかは何か証拠でもないと、厳密には本人しかわからないですよね。

取引が上手な人や経験のある人は、嘘をついている人をある程度簡単に見分けられると思います。一方で、経験の少ない人は、嘘をついている人を簡単には見分けられません。嵌め込みを嵌め込みとわからない人です。

そういう意味では、バーチャや嵌め込みを見抜けるのは、その人と同等か、その人より上手い人だけなのかもしれないですね。

煽り屋をとにかく取り締まるよりは、嘘をついていると思える人を取り締まる方が、筋は通っているような気もするんですよね。もちろん、合理的に取り締まる方法はありません。たまに、上手い人が、嵌め込み屋に怒っているけど、嵌め込まれている人はあんまよくわかってないんでしょうね。

自己責任とはいえ、嘘をついて人を嵌め込んだり、利益を得ようとするのは、褒められたものではないですよね。まあ、それでも疑わしきは罰せず、自由でいいとは思うんです。腹は立つようで、まあ、別にどうでもいいかなとも思います。

外人買いと個人売り

外人が日本株買って、個人は売りで儲かってないみたいなんですかね。

先物買いで、凄腕の方々が儲かっているみたいですね。自分はほとんど買いポジでしたが、あまり恩恵はありませんでした。円高、株高で、個別も外人が買っていたようでしたけど、きちんと対応できませんでした。次こそは対応できるようにしたいですね。

選挙で、安倍さん勝ちそう、地政学リスクのせいでまだ割安、FRB議長選のリスク恐れ、単純に指数高値ブレイク、サウジアラコムIPO延期とか理由はいくつかあるんですかね。外人資金の流れをもっときちんと見れるよう自分も頑張りたいところです。

あとは、個人はアベノミクスぐらいからずっと売り越しているんですかね。至上最多の日経平均16連騰もあって、新規口座も増えているらしいですけど、最近、雑誌や株サイト、有名アカの煽りに、がっつり反応する小口のお金が増えているような印象ですが、少しずつ局所的にバブってきてるんですかね。個人の手元のお金が余っている印象です。IPOとかもそんな感じなんですかね。需給とか値動き難しいです。

全体的には特に割高感ないですけどね。ただ、不景気は会社の業績自体にダメージを与えますから、しっかり業績と金利水準等見てですかね。まだ、日米ともに完全雇用ではないので、きちんとした金融政策とれば、景気自体が腰折れするとは思わないですけど、どうなりますかね。


2017年10月21日土曜日

MetaOops!

(タイトルはtwitterのTLからパクりました、ホントすいません)

注目の決算出ましたね。基本的には、決算説明資料の方がパワーがあるのかもしれない会社ではありますが、今回は決算自体もパワフルでしたね。

正直、中身も事業もよくわかってません。今のところは雰囲気の方が大事な会社なんですかね。ただ、決算が遅れるということで、決算の一部が訂正されるんじゃないかと予想していた人もいたみたいですね。

Smartconの訂正も売上が予想より44億円も減るので、まあ、インパクトはあるかもしれませんが、重要性で言ったら、子会社の一部を謎の海外ファンドに売ったのに、実は買戻し条項がありましたと、今更ながらに言い出した方でしょうね。これは流石に驚きました。

子会社の一部を売ったはずが、それを買戻す約束が実はありました。なので、過去に計上した特別利益は、無しになりました。はい、そうですか。去年の年末の話を今更ですか。監査とよく話し合ってほしいですね。

不適切な特別利益が計上されているその間、新株予約権が株式へ転換されて、実質的に不適切な決算中に増資をしていたのと同じですから、見る人によっては詐〇でしょうね。

まあ、金額自体は大したことないかもしれないですし、これからタイムバンクや韓国ICOの売上、みずほとのpringと材料には事欠かないので、まあ、どうなるかはわかりません。韓国ICOは法律で規制されるリスクはあるとは思います。

社長が天才で、虚から実を生む、ライ〇ドアのような会社ですが、コンプラやモラルは低いみたいですね。上手く株価を上げながら、実質的な増資である新株予約権の株への転換を図り、増資し、実業を積み上げていくはずが、しょうもないところで躓きましたね。

稼いでいるはずなのに、謎の販管費増や、謎の不動産会社買収とかいろいろやる会社はあって、株主を裏切る会社は事欠きませんが、一線を越えているかどうかは簡単にはわからないですよね。ただ、出てもいない利益を投資家に提示して株価を吊り上げて、新株予約権の転換を促すのであれば、それは一線を超えていませんか?古い体質の象徴のような東芝も、不適切会計中に増資していましたね。

ク〇株クラスタの方々も、どこかがっかりしていたようでした。手法がしょうもなさ過ぎてですかね。素直に最初から、赤字を計上した方が良かったんじゃないでしょうか。東証や監査の追及を逃れて、頑張れるんでしょうかね。他にも間違いがないといいですね。

できれば、面白いビジネスを作ることに集中してほしいところです。

あんま、良く調べてないので、間違いがあればすいません。雰囲気第一で、短期トレードはするかもしれないです。









2017年10月20日金曜日

バーチャとガチの間にあるもの

基本的に人がバーチャかどうかって、実は確実にはわからないですよね。その人のパフォや資産も気になるといえば気になりますが、重要なのはtwitterやブログでの発言が自分にとって参考になるかではないでしょうか。

資産やパフォの自己申告がすごい人でも、全然参考にならない場合もあれば、そうじゃなくてもとても参考になる人もいて、面白いものだと思います。

上手すぎて参考にならない場合もあれば、手法が違ったり、嘘や盛りをちりばめてたり、あるいは完全にバーチャだったりするんですかね。自分が上手くなれば、なるほど、発言の真意が見えてくるのかもしれないですね。

市場での本当のパフォーマンスは誤魔化しはききませんから、損しても儲けてもきちんと自分の取引と向き合うことが大事ですかね。バーチャや盛りで、自分の心まで誤魔化してなければいいですけどね。

あと、バーチャ報告で小型株煽ったり、アフィ稼いだり、商材売ったりするのはどうなんでしょうね。格好悪いようですけど、格好悪いと言ってられないくらいの下手な人なんでしょうか。あるいは、なりふり構わず儲けたいという方なんでしょうか。ここら辺は難しいところですね。格好付けたって一円にもならないですからね。なりふり構わず稼ごうとしない方が格好悪いのか、嘘で人を騙す方が格好悪いのか。

違法行為はもちろん論外ですが、人を騙してまで、お金稼ごうとは自分は思わないです。短期トレードは本当に厳しい世界と思いますが、インデックス投資やら長期投資やら、0サムではない取引は沢山ありますし、自分としては、きちんと稼げるよう頑張りたいところです。

相場師より前に、人として、誰かの子だったり親として、社会の一員としてですかね。
なんか説教臭いですね。。




2017年10月15日日曜日

たまにしか外食しませんが、

最近思うのは、この数年くらいで、おいしいところはさらにおいしく、そこそこのところは寧ろ味が落ちてる気がするんですが、なんなんでしょ、この感覚。

なんか理由があるんですかね。化学調味料とか、舌が肥えてきたとか、年とか、そんなとこなんですかね。よくわからないですが、最近そんな気がしています。

ケリー基準とリスク管理、人生は上々だ

(タイトルの付け方がよくわからなくなってきました、ただの雑感です)

投資にしろ、トレードにしろ、最も重要なのはリスク管理とよく言われますね。
資産を最も増やすための、ギャンブルにおける最適掛け金を計算するのは、ケリー基準というのが有名です。以下のサイトがとてもわかりやすくて勉強になりました。

http://www.geocities.jp/y_infty/management/index.html

このケリー基準とても重要な示唆に富んだ考え方で、定性的には投資やトレードにも応用できるとは思います。ただ、大きな根本的問題を抱えていますので、そのまま応用してはいけないと思います。

まず、サイコロやカードゲームは将来の期待値や最大ドローダウンを計算できますが、一方で、株式投資やトレードは、将来の正しい確率や最大ドローダウンを計算するのは非常に困難です。

過去のバックテストから得られる期待値や最大ドローダウンはあくまで参考値でしかありません。将来、同じことが起こるとは限りません。これを間違えたのが、LTCMだったり、Riemannショック前のクオンツでしょうかね。1000年に一度のことが10年に一度起こったりするやつです。

ただ、ケリー基準から得られる定性的な教訓もあって、一つは、期待値が正でも勝負しすぎるのは結局は損になる場合があるということと、期待値が低くても、最大ドローダウンが低ければ、一般的な直感より、がっつりレバレッジを掛けて勝負した方が良い場合もあるということ、ただし破産になる可能性のある勝負は絶対にしてはいけないです。上手い人限定かもしれないですけど、普段レバ掛けて勝負して、損が出始めるとさっさと損切は意外と合理的なのかもしれないですね。基本的にはレバかけて破産するリスクを取るのはいかんです。ただ、大変かもしれないですが、人生は資産0になってもやり直せますけどね。

一方で、期待値が高くても、少ない確率でも最大ドローダウンが大きいものは、大きな勝負どころか、かなり小さい勝負にしておくのが合理的になります。(小型株のショートとかですかね。期待値も怪しいですし、おすすめはできませんが。。)ケリー基準の掛け方と一般的に直感で取りそうな行動を比べてみるのも面白いかもしれないですね。あくまで定性的に参考にすべきでしょうけど。

あとは、人生の目標や生活設計のなかで、資産を最大化するリスクの取り方が、最適とは限らないですけどね。人生設計とリスクの取り方も、本当は大きな一つのリスク管理として考えるべきで、将来の支出や時間のコストも含めて、ケリー基準を使って考えてみるのも面白そうではあります。

あと、余計なお世話かもしれないのですが、リスク管理以前に、破滅願望がちらちら見え隠れする方もいたりして、これは絶対避けるべきです。 フロンティアスピリットとかそんなんじゃなくて、極端なリスクを取ること自体が快感になったり、損しすぎて自暴自棄になったりですかね。自傷行為に近いリスクを取っているように見える方がたまにおります。これは本当に避けるべきです。

相場を自分の都合で解釈するのはいけないですが、自分の人生は上々だと、前向きに生きる姿勢が、実は一番重要かもしれないですね。前向きに自分の人生だったり、リスク管理や銘柄・市場と向き合うのが良いと思います。




2017年10月13日金曜日

時代は飲食とおっしゃる方おりまして

言われてみれば確かにそうかもしれないですね。

サイステショックの前までは、ゲーム株いくつか保有していたのですが、今は無くなりました。また、良い銘柄、良いタイミングがあれば買うと思います。

外食が値上げをできるようになって利益率改善の兆しなんでしょうかね。確かに業績期待で、なんとなく飲食関連の株が手元に多くなって来ました。

コスト削減や売上拡大以上に、値上げによる利益率の改善はインパクトが大きいですから、景気の回復とともに、飲食株の利益率改善となるんでしょうか。

結局長期で持つなら、商品の価格決定力のある銘柄が良いんでしょうかね。

アベノミクスの恩恵も、大型株で言うと、円安市況関連株よりも、単純に値上げができるブランド力や競争力のある生活に密着した株、製菓や、化粧品、良品計画とか、コモディティじゃない商品扱う会社が結局、大きく値上がりした印象もあります。

値上げのフェーズが飲食関連にも波及するほど、景気がよくなっているなら良いことだとは思います。ただ、飲食自体は競争も激しいでしょうし、内需のみでは成長が難しい部分もあるでしょうが、どうなるでしょうか。決算と雰囲気見てポジを考えたいところです。

個人的には、あんまり外食はしないものの、サイゼがコストパフォーマンス良い気もしますが、値上げには消極的なんですかね。全然ビジネスモデル違いますが、コストコは利益率低くても、利用者の支持を受けて、株価は伸びてましたし、そんな会社があってもいいんじゃないでしょうか。サイゼの方は利益率は特に低くはないようですが、株価は知りませんし、成長性もわからないですが、個人的には好きな会社です。

ポジは凡そ、全力個別株買いに対して、10%くらい先物売りでヘッジしています。面倒なポジですが、買いたい個別も多くなったので、少し欲張ってみました。見事に先物は担がれ、上がっても下がっても何となく損した気分となっております。