2017年6月30日金曜日

(株)twitter始めて思うこと

思ってた以上に、凄腕の方がたくさん(たぶん30〰40人)、呟かれていて本当に勉強になること。
爆益報告も、いい刺激になります。

思ってた以上に、金融や市場の基礎的な知識を持ってない人がたくさんいるということ。

偽爆益報告を信じている人がそんなにいるかどうかはよくわからない。結構いるのかな。

なんとなくですが、バーチャっぽい人はわかるような気がすること。いや、気のせいかもしれないけど。



2017年6月25日日曜日

株上手い人

資産の大きさと、上手い下手は必ずしも比例しないとは思います。それぞれの状況に応じて、取るべきリスクや、受け入れられる損失は違うでしょう。

リスク当たりのリターンをしっかりあげられたり、勝負所でリスクをしっかり取ったりして、投資やトレードが、自分の人生を豊かにしている人は、上手い人なんじゃないかとは思います。たとえ、そうであっても、慢心してはいけないですけどね。

生き残りの個人投資家


勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなしという言葉があります。

剣術にしろ、野球にしろ、株にしろ、すべてを理解しながら勝てる人というのはいないと思います。多くの要素が絡みあい、わからない部分がほとんどです。そもそも、他人の考えなんて、完璧に理解することは不可能です。ですから、結果として勝てたとしても、偶然かもしれないです。一方で、負ける理由は簡単です。わからない部分がほとんどで、実際にわかってなかったからです。

そういう意味で、勝っている人は、謙虚だったり、ストイックだったりする気がします。いつまでも勝てるとは限らないですし、謙虚じゃなければ、そんなに資産を増やすほど、投資やトレードについて経験を積んだり勉強しなかったんじゃないでしょうか。少なくとも、株や相場に関する最低限の尊敬の気持ちは持っている気がします。そもそも、上には上がいて、たぶん、その頂点の人も慢心なんかしてないでしょうから、謙虚にならざるを得ないかもしれないですね。

そもそも、勝ち負けという考え方自体が、株取引では、間違った考え方なのかもしれません。株式市場は、社会の金融インフラの一つですから、参加者自体が、一定量の社会的役割を果たしていると考えることもできるとは思います。

職業投資家としては、インデックスなどの指標や他の人のパフォーマンスに勝つということも重要だとは思いますが、勝ちたいという気持ち自体も、邪心で、良い投資をしたい、良い取引をしたいという気持ちが大切なのかもしれません。

日々、勉強するのが大事だと思います。

2017年6月22日木曜日

JALと会社更生

昔の話ですが、JALが2009年、銀行に債権放棄をお願いしているという報道があったとき、株価は100円〰120円前後(時価総額にして3000億円程度)だったのを思い出しました。銀行に債権放棄をお願いするというのは株主にとっては非常に危険なことです。

JAL再生チーム:債権放棄2500億円に減額-銀行団に譲歩 bloomberg
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2009-10-20/KRTSOS0D9L3501

第15回 JAL問題から学ぶ個人投資家のとるべき投資行動とは
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/opinion/adachi/adachi_20100121.html



銀行はもちろんボランティアではないですし、上場企業であることがほとんどですから、銀行の株主が、債権放棄で損をするのに、JALの株主に対して、理屈の上では一円たりとも残すのは、銀行の株主への裏切りとなってしまうからです。

株主は、あらゆるステークホルダーにきちんとお金を払って、余った分は、すべて株主のものにすることができますが、一方で、株主より優先権の強い権利者への支払いができないのなら、理屈上の株の価値は0となります。従業員の給料が支払えないのに、株主配当や優待、会社を清算した場合の財産がもらえるわけないですよね。場合によっては経営にも全く関与できなくなります。


当時、知り合いが株主優待があるからJALは割安と言っていたり、流石にJALを倒産させないでしょうと言っている人がいて、本当に驚いてしまいました。債務を払えないのに、株主優待があるわけないし、そもそも株の価値自体がなくなる可能性を意識していませんでした。JALの事業自体を残しながら、現在の株の価値が0になりうるということも、多くの人がわかってなかったのかもしれません。


なんというか、今日そんなことを思い出しました。債権者が、上場会社ではなく、無償で債権を放棄してくれるなら、あるいは支払いを長期間待ってあげる奇特なボランティア精神の方であれば、株主にとっては、喜ぶべきことでありますが、当たり前ですが、銀行の債権を甘くみてはいけないですね。

2017年6月20日火曜日

煽り屋と株式市場

なんか、上からこの銘柄煽れと言われてるっぽい人から、元その筋の人まで、いろんな煽り屋がいますね。風説の流布や相場操縦でなければ、気にしませんが、万が一反社の影がちらつくなら、流石に少しは対策した方がよさそうですけどね。警察や証券取引監視委員会はどう考えてるんでしょうね。

そういえば仕手の本尊って、まだあるんですかね。3桁億、2桁億の個人投資家がごろごろしている今では、それと比べるとあんま儲かってるイメージもないですね。仕手の本とかみると 最後の最後には結局損をするようなイメージもありますけど、まあ、実際はよくわかりません。仕手の実態は、下客から上客への所得移転だったり、増資なども絡めたマネーロンダリングとかなのかもしれないですが、少なくとも仕手本尊で大金持ちになったってのは聞いたことないですね。表に出てないだけかもしれないですが、リスクに見合ったリターンがあるのでしょうか。

クソ株煽るよりは、ファンダや需給の勉強した方が、よっぽど資産増やせるんじゃないかと思える億トレや個人投資家が、たくさんいるのはありがたいことです。

煽りに騙されるのは自業自得ですが、組織だって初心者騙そうとして、かつ反社が万一関わってるなら、なんとかしてほしいですけどね。

市場をよく見ている個人投資家も、声を上げるべきなのかもしれませんが、何も考えずに煽りに乗っかる人に声が届くのかどうか。自分で気づくしかないのかもしれないですね。

うまいトレーダーとしては、乗れるものには乗るだけなんでしょうから、真似したくなるのですが、長期的にはゼロサムかもしれないですから、うまい人に勝つのは結構、難しいかもしれないですね。

2017年6月16日金曜日

タカタ雑感

今更ですが、タカタについてです。(6/18追記・訂正:あまりに適当すぎたのでいくつかの金額は消しました

1兆円を超えるリコール費用を、誰が出すかでもめているようですね。データを隠していたことを認めているタカタとしては、苦しいところかもしれないです。
タカタの事業価値(6/18追記:6/16日経新聞に事業の買取総額約1800億との記載あり。)と比べても、リコール費用の負担によっては、タカタの株主としては手元には何も残らないかもしれません。

法的整理を迫るのは自動車メーカーとしては当然かもしれません。一兆円以上もの支払いですから当事者同士で話すだけでは、メーカーとしても株主から訴えられかねません。きちんとした法的な手続きをしたいでしょう。正直、さっさと取るもの全て取って、それでも足りないリコール費用を自動車メーカーが負担するのが、実質的にはわかりやすい気もします。

タカタの約6割の株を持つ、創業家経営者としては辛いところかもしれないですね。 ただ、このようなことになったのも経営に問題があったのかもしれません。きちんとした安全対策、データの透明性・信頼性、そして、瑕疵担保責任の上限を決めるような契約の不備と、タカタの創業家は、自らタカタを追い詰めてしまったかもしれないですね。まだまだはっきりとはわかりませんが。。

リコール費用の分担は決まってないようですので、どうなるかはわかりませんが、株主としては辛いところだと思います。債務が払えないなら、株の価値は理屈の上では0になります。

タカタの債務額は、はっきりしませんが、かなり厳しい状況になるかもしれません。

エアバックのシェア世界2位の企業が、どうしてこのようなことになったのか。
タカタはどこで道を間違ってしまったのか。よくよく、見ていきたいと思います。



2017年6月15日木曜日

アンジェス雑感

最近、煽られたり、日経新聞に新薬の申請をするのではないかと記事が出たりして、アンジェス上がってますね。

某個人投資家からは、創業者さん名指しで、ク〇バイオと言われてたような気がしますが、どうなんでしょ。wikipedia見ると、確かに酷い経緯ですね。投資家として文句言いたい気持ちもわかります。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%B9MG


医学的な面からは、どうなのかは私はわかりません。今までは全然ダメだったみたいですが、画期的な新薬ならもちろん患者さんの為にも成功してほしいです。ただ、気になったのは去年の6月の記事ですね。

「今後は、有効性の評価を投与された患者における足の大切断あるいは死亡という重大イベントの発生から、重症虚血肢の主要な臨床症状である潰瘍と痛みの改善に変更する 」との記述があります。

アンジェスが海外におけるHGF遺伝子治療薬の開発戦略変更https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201606200495


あとは、以下の11ページと12ページですかね。
2017年3月30日
株主説明会
http://www.anges-mg.com/ir/pdf/ir/20170330_ir.pdf


  この2つの情報を読む限り、 アメリカで500例ほどやってみたけど、下肢の切断・死亡に至るまでの期間を短くするような有意な結果が出なかったので、国内で6例やって、重症虚血肢の主要な臨床症状である潰瘍と痛みの改善があるかどうか判断して、申請するという流れでしょうか。

面倒なんでIRにも確認してませんので、気になる方は自分で確認してくださいね。

正直、下肢の切断までの期間を短くできないなら、それはほとんど回復の効果がないというような気もしますが、潰瘍と痛みの改善ができるものなんでしょうか。

よくわからないことが多いですし、国内で6例しかしてないといのもよくわかりません。私は、投資家としては全く興味がありませんが、極端な買いあおりをしている人がいて、なにも考えずに買っている人がいるなら(そんな人いるんでしょうか。。)、実際に申請(まだされてもいないようですが、、)が承認される可能性をよくよく調べてみた方がよいと思います。

私は、これ以上は調べる気にはなりません。



2017年6月9日金曜日

バブル?とゲーム株

最近、中小型株が活況ですね。一部ではバブルとの声も聞こえてます。
個人的にはいくつかの個別株でバブルってる感じはありますが、(仮想通貨関連のとか、ちょい前の秋元さんとか)、全体では全然バブルと言える水準ではないと思います。TopixのPERも16弱ですし、国債の金利も低いですからね。これぐらいではバブルとはとても呼べないと思います。ここから、上がるか下がるかは知りませんが、あまり気にせずフルインベストメントにしています。

あとは、ゲーム株もバブルとの声が聞こえてますね。気持ちはわかります。ただ、個人的にはゲームセクターのバリュエーションとファンダメンタルに変化の兆しがある気もします。

長らくソーシャルゲームの王様はモンストで、ミクシィの株価はPER5とかでした。おそらく、数年後には飽きられているという予想があったのでしょう。ただ、モンストは、意外と息が長いですし、ミクシィの株主還元に積極的な姿勢も評価されて、今は予想PER11倍台ですね。 このまま、モンスト一本でジリ貧だときついですが、何か新しい手を打ってくるかもしれません。時価総額5000億超えですから、なかなか大変かもしれないですが。

あと、忘れてはならないのがアカツキですね。ドッカンバトルの大型IPが海外でも高評価で、時価総額はおよそ1000億、予想PER20倍程度でしょうか。モンストは残念ながら、海外ではいまいちヒットしていませんが、ドラゴンボールというIPが海外市場をこじ開けたのは、画期的だったかもしれません。こちらも、ドッカンバトルだけでは苦しいかもしれませんが、これからどこまで伸ばせるでしょうか。

ラブライブ、BLEECH、キャプテン翼に期待のKlabや、モブキャスの中国でのモバサカの健闘、大型IPに重点を置くドリコムと、Youtuberに宣伝をさせるトレバのサイバーステップと、すでにいくつかのゲーム会社は海外での展開も狙っているか、実際に行っています。

持続するスマホの普及、思っていた以上に息が長いかもしれないソーシャルゲーム 、モンストで失敗した海外展開への新たな期待が、時価総額数百億円規模のゲーム会社の株価を押し上げているのかもしれません。

モンストほどの大型ヒットは難しいかもしれませんが、中ヒットで時価総額数百億程度なら、そこまでおかしくない気もします。新しいゲームを順繰りに作ることも可能でしょうし。

バブルかどうかはどうでしょうね。あんまり簡単にバブルと言うのは投資家としてはよくないかもしれないですね。ガンホーもミクシィも、ただのバブルだとしてしまえば、きちんと調べずチャンスを逃してしまったでしょうから。ゲーム会社には頑張ってもらいたいものです。

にわかゲーム株ホルダーですので、参考になるかはわかりません。

2017年6月2日金曜日

スイングトレーダーはピラミッディングの夢を見るか

タイトルに、特に意味はありません。

ここ最近は、一部の銘柄が急騰し、バブルだバブルだと言われたりもします。正直ファンダメンタルを重視する投資家から見れば、馬鹿みたいに高い銘柄がいくらでもあります。一方で、値動きで儲けようとするトレーダーは、ファンダメンタルも一つの情報でしかありません。高いか安いかは関係ありません。上がるか下がるかです。もちろん、値動きを完全に当てれる人なんていませんから、エッジのあるトレードを探すべきですね。

破産しないようにきちんとリスク管理している人にとっては、機会損失と実際の損失は、同じものだと思っています。勝負所を逃してはいけないですね。自分への戒めもかねてですが。

トレードは普通の人間とは違うことをやらないといけないという意味では、やると疲れますね。合理的でありさえすれば、負けることのない投資とは違います。というわけで、今週はどっと疲れました。

あと、新興小型株のショートをしてはいけないとは口酸っぱく言われますが、よっぽどの凄腕でなければおすすめしませんし、凄腕も一発で、今までの稼ぎを持ってかれることもありますから、よほどの覚悟と自信がないとおすすめしません。適切なリスク管理をしないと、9勝しても1敗で全部持ってかれることもあります。デイトレならまた話は別かもしれませんが。

愚者は経験から学ぶ、賢者は歴史から学ぶそうです。

過去に異常なバブルがどのように起こったかを見るのはいいかもしれないですね。
いろいろなバブルありますが、個別株で個人的におすすめなのは2008年末のフォルクスワーゲン株の値動きですね。ほかの自動車メーカーが軒並み半額になる中で、株価が3倍近くに跳ね上がりました。割安とか、割高とかは関係ありません。トヨタ以上の大企業に対して、市場の値付けは機能不全を起こしました。

投資家からみれば、空売りは、現物ロングと比べると、パチンコで稼ぐのと、パチンコ屋のオーナーとして稼ぐぐらい難易度に違いがあります。また、売り専で大金持ちになった人を自分はしりません。

現物買いはどんなにやられても、資産が0になるだけですが、空売りは損失の最大値は理屈上では無限です。買いで儲けらる方が気持ち的にも楽ですね。いろいろ勉強してうまくできるようになりたいですね。