2017年6月9日金曜日

バブル?とゲーム株

最近、中小型株が活況ですね。一部ではバブルとの声も聞こえてます。
個人的にはいくつかの個別株でバブルってる感じはありますが、(仮想通貨関連のとか、ちょい前の秋元さんとか)、全体では全然バブルと言える水準ではないと思います。TopixのPERも16弱ですし、国債の金利も低いですからね。これぐらいではバブルとはとても呼べないと思います。ここから、上がるか下がるかは知りませんが、あまり気にせずフルインベストメントにしています。

あとは、ゲーム株もバブルとの声が聞こえてますね。気持ちはわかります。ただ、個人的にはゲームセクターのバリュエーションとファンダメンタルに変化の兆しがある気もします。

長らくソーシャルゲームの王様はモンストで、ミクシィの株価はPER5とかでした。おそらく、数年後には飽きられているという予想があったのでしょう。ただ、モンストは、意外と息が長いですし、ミクシィの株主還元に積極的な姿勢も評価されて、今は予想PER11倍台ですね。 このまま、モンスト一本でジリ貧だときついですが、何か新しい手を打ってくるかもしれません。時価総額5000億超えですから、なかなか大変かもしれないですが。

あと、忘れてはならないのがアカツキですね。ドッカンバトルの大型IPが海外でも高評価で、時価総額はおよそ1000億、予想PER20倍程度でしょうか。モンストは残念ながら、海外ではいまいちヒットしていませんが、ドラゴンボールというIPが海外市場をこじ開けたのは、画期的だったかもしれません。こちらも、ドッカンバトルだけでは苦しいかもしれませんが、これからどこまで伸ばせるでしょうか。

ラブライブ、BLEECH、キャプテン翼に期待のKlabや、モブキャスの中国でのモバサカの健闘、大型IPに重点を置くドリコムと、Youtuberに宣伝をさせるトレバのサイバーステップと、すでにいくつかのゲーム会社は海外での展開も狙っているか、実際に行っています。

持続するスマホの普及、思っていた以上に息が長いかもしれないソーシャルゲーム 、モンストで失敗した海外展開への新たな期待が、時価総額数百億円規模のゲーム会社の株価を押し上げているのかもしれません。

モンストほどの大型ヒットは難しいかもしれませんが、中ヒットで時価総額数百億程度なら、そこまでおかしくない気もします。新しいゲームを順繰りに作ることも可能でしょうし。

バブルかどうかはどうでしょうね。あんまり簡単にバブルと言うのは投資家としてはよくないかもしれないですね。ガンホーもミクシィも、ただのバブルだとしてしまえば、きちんと調べずチャンスを逃してしまったでしょうから。ゲーム会社には頑張ってもらいたいものです。

にわかゲーム株ホルダーですので、参考になるかはわかりません。

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