2017年6月15日木曜日

アンジェス雑感

最近、煽られたり、日経新聞に新薬の申請をするのではないかと記事が出たりして、アンジェス上がってますね。

某個人投資家からは、創業者さん名指しで、ク〇バイオと言われてたような気がしますが、どうなんでしょ。wikipedia見ると、確かに酷い経緯ですね。投資家として文句言いたい気持ちもわかります。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%B9MG


医学的な面からは、どうなのかは私はわかりません。今までは全然ダメだったみたいですが、画期的な新薬ならもちろん患者さんの為にも成功してほしいです。ただ、気になったのは去年の6月の記事ですね。

「今後は、有効性の評価を投与された患者における足の大切断あるいは死亡という重大イベントの発生から、重症虚血肢の主要な臨床症状である潰瘍と痛みの改善に変更する 」との記述があります。

アンジェスが海外におけるHGF遺伝子治療薬の開発戦略変更https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201606200495


あとは、以下の11ページと12ページですかね。
2017年3月30日
株主説明会
http://www.anges-mg.com/ir/pdf/ir/20170330_ir.pdf


  この2つの情報を読む限り、 アメリカで500例ほどやってみたけど、下肢の切断・死亡に至るまでの期間を短くするような有意な結果が出なかったので、国内で6例やって、重症虚血肢の主要な臨床症状である潰瘍と痛みの改善があるかどうか判断して、申請するという流れでしょうか。

面倒なんでIRにも確認してませんので、気になる方は自分で確認してくださいね。

正直、下肢の切断までの期間を短くできないなら、それはほとんど回復の効果がないというような気もしますが、潰瘍と痛みの改善ができるものなんでしょうか。

よくわからないことが多いですし、国内で6例しかしてないといのもよくわかりません。私は、投資家としては全く興味がありませんが、極端な買いあおりをしている人がいて、なにも考えずに買っている人がいるなら(そんな人いるんでしょうか。。)、実際に申請(まだされてもいないようですが、、)が承認される可能性をよくよく調べてみた方がよいと思います。

私は、これ以上は調べる気にはなりません。



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