今更ですが、タカタについてです。(6/18追記・訂正:あまりに適当すぎたのでいくつかの金額は消しました)
1兆円を超えるリコール費用を、誰が出すかでもめているようですね。データを隠していたことを認めているタカタとしては、苦しいところかもしれないです。
タカタの事業価値(6/18追記:6/16日経新聞に事業の買取総額約1800億との記載あり。)と比べても、リコール費用の負担によっては、タカタの株主としては手元には何も残らないかもしれません。
法的整理を迫るのは自動車メーカーとしては当然かもしれません。一兆円以上もの支払いですから当事者同士で話すだけでは、メーカーとしても株主から訴えられかねません。きちんとした法的な手続きをしたいでしょう。正直、さっさと取るもの全て取って、それでも足りないリコール費用を自動車メーカーが負担するのが、実質的にはわかりやすい気もします。
タカタの約6割の株を持つ、創業家経営者としては辛いところかもしれないですね。 ただ、このようなことになったのも経営に問題があったのかもしれません。きちんとした安全対策、データの透明性・信頼性、そして、瑕疵担保責任の上限を決めるような契約の不備と、タカタの創業家は、自らタカタを追い詰めてしまったかもしれないですね。まだまだはっきりとはわかりませんが。。
リコール費用の分担は決まってないようですので、どうなるかはわかりませんが、株主としては辛いところだと思います。債務が払えないなら、株の価値は理屈の上では0になります。
タカタの債務額は、はっきりしませんが、かなり厳しい状況になるかもしれません。
エアバックのシェア世界2位の企業が、どうしてこのようなことになったのか。
タカタはどこで道を間違ってしまったのか。よくよく、見ていきたいと思います。
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