一時期、新手法にならないかなと、IR電凸頑張ってみた時期があるんですけど、最近はめっきりIR電凸する回数も減りました。
なんでだろと、考えてみたんですが、以下、何となく理由
1、IR電凸しないでも、良い企業は十分なIRを公表している。普通の企業でも、ちゃんと公表している分を読むだけでも、結構大変だし、理解できることは多い。
2、大事な情報は、IR電では聞けないことが多い(まあ、当たり前ですね)。自分の理解が不十分なところを教えてもらえるという面では良いとは思います。
3、そもそも、IR電凸が必要な企業、あるいは、IR電凸で投資判断が大きく変わりかねない企業は、IR姿勢に問題がある可能性がある。IR姿勢に問題のある企業に、IR電凸してもどれくらい信用できるのかよくわからない。
4、IR電凸で得た情報が、間違っていたことが何度かあった。結構、当てにならないことも。。
5、ビジネスモデルが凄い企業であれば、IR電凸とか、あんま意味なくないという気もする。あと、びっくりするくらいバリュー企業であれば、株主還元どうすんのくらいはIR電凸で聞いてもいいんかな。。決算説明や総会で話している情報くらいしかもらえないとは思いますけど。
こんな感じですかね。
とにかく情報を集めるという意味では良いとは思いますけど、労力に見あうメリットがあるかは、なかなか難しい印象です。気になることは電話やメールして確かめるのはよいことだとは思います。
以下、雑談です。
IR電凸で印象に残っているのが、某ダイヤモンドワイヤ企業ですね。社長の強気な見通しを信じて、持ってたんですが、がっつり下方する前に一応IR電凸してみました。たぶん、ダイヤモンドワイヤの技術的な質問(競合との差別化について)してた気はします。で、最後に何となく、「社長が説明していた見通しは、特に変わりはないですよね」みたいな質問しました。で、IRの方はもちろん、「決算前ですし、それはコメントはできかねます」みたいな感じでした。ただ、なんとなく、あれ?と思ったのは覚えています。
違和感感じながら、下方をがっつりくらったんですが、じゃあ、なんで、最後あんな質問したかというと、自分でもダイヤモンドワイヤの需要や競合との差別化に確信が持てなかったんじゃないかなとは、今となっては思います。差別化や需要の根拠がはっきりしているのなら、そもそも、HPに根拠が明示されていたかもしれません。
じゃあ、違和感感じたから、空売りするかと言われると、そこまで確信もなかったですし、何とも、わかりません。
ただ、それ以来、あんまIR電凸しなくなりました。
再度、気になったことがあれば、IR電やメールするのはよいことだとは思います。