2017年7月9日日曜日

法令順守と炭鉱のカナリア

法令遵守やコンプライアンスというと、お堅い話のようですが、結構重要だと考えてます。

会社が法令遵守をしないと、刑事罰や罰金、賠償金などと共に会社の評判自体も棄損される可能性もあります。しっかりやらないと、儲かると思っていた以上の損失を出してしまう可能性もあります。

一方で、最近は、ネットやSNSの発達で、個人で事業を起こしたり、お金を集めたりすることもできるようになりました。ネット証券のおかげで、FXや個人で株の売買で生計を立てる人も増えてるんじゃないでしょうか。

twitterでも、個人の買い煽りや売り煽りで、株価が動くようになっています。クラウドファンディングや仮想通貨、VALUなんかも話題になっています。

会社が罰を受けるのも、被害が大きいでしょうが、個人が法令遵守 (納税とか金商法とか出資金法とかですかね。詐欺とかは論外ですが)をしないで、万一逮捕や罰金を受けると、被害はもっと大きい気もします。勤め先にも知れてしまうかもしれないですし、家族は悲しむでしょう。専業で逮捕とかだともっときついかもしれないですね。

みんながやってるからとか、たぶん大丈夫とかで、小銭を稼ぐのと、万が一の逮捕のリスクは比較しようがありません。気づいたら、グレーゾーンの最先端の炭鉱のカナリアになっていたら、目も当てられません。個々人で法律を勉強するのは必須だと思います。

個人的には法律を遵守するのはもちろん、バフェットさんが言うように、新聞の一面に載って、家族が読んでも恥ずかしくないことをするというのがよいと思います。それが一番のリスク管理になると思います。もし、法律的にはグレーで、家族には言えないようなことをしているなら、もしもの時に、きっと誰も助けたり同情したりはしてはくれないでしょうから。



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