2017年3月18日土曜日

そーせい雑感

そーせいの株価が下げ止まらないですね。金曜引け後にマザーズにいますという宣言(追記:英語だとmothersにいたことは良かったといったニュアンスで、将来については特に何も言っていないよう)とも読めるIRを発表して、ホルダーの方も混乱しているみたいでしたね。今年治験が順調にいけば東証一部も可能かと思っていたのですが、治験の見通しもまだまだわからないということなんでしょうか。休み明けに説明のIRがでるかもしれないですね。

ただ、上場している市場と企業価値は別ですから、イベントドリブンの人でない方は過度に気にしない方がよいとは思います。IRが??というのと、IR出すのが事前に漏れてない??というのは若干気になりますが。。

そーせいは、ヘプタレスの持つGPCR構造ベース創薬技術というのがカギとなっているようですね。これが、ブロックバスターを複数生み出せる技術であれば、今の株価は割安といえるとは思います。結果がでるのはまだまだ先だということ、まだヘプタレスは上市した薬がないというのがリスクでしょうか。人間の体は複雑ですし、製薬は競合も多いですからね。本当にすごい技術なのかは正直自分ではわかりません。治験の結果を見ながら判断すべきものだと思います。

あと、個人的に大きなショックだったのは、 ノバルティス社員による論文不正が地裁によって無罪判決を受けたことです。一見関係ないようですが、金曜のそーせいのさげの理由はこれかな~と思っていました。論文に不正しても罪に問われないなら、論文不正が横行しないの?と素人考えでは思ってしまいます。信頼に足る人物が論文を書いているかということも気にしないといけないですね。

これは残念ながら上場企業でも同じですね、信頼できる経営者と監査法人の決算でないと、上場していても、正直信用できません。嘆かわしいことだと思います。

ヘプタレスの論文に不正があるとは思いませんが、最悪のリスクを考える投資家としては常に頭に入れておかなければならないと思います。治験や上市で多くの人の目が介在することで、そのようなリスクは自然に減っていくとは思います。

あとひとつ気になることと言えば、株主構成の7割が個人株主で、信用で買っている人も多いということ。経営陣に大株主がいないことはあまりいいことではありません。ストックオプションはあるのかもしれないですが。ただ、これも企業価値とは直接は関係ありません。

株価については全くわかりません。信用全力2階建てだけはやめましょう。

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