2018年11月5日月曜日

Mr.バイオ雑感2 (11/7,11/9追記あり) 

サンバイオについて

Mr.バイオ雑感 (前に書いたの)
https://dcflongterm.blogspot.com/2018/09/blog-post.html

サンバイオ慢性期脳外傷の治験の結果が良かったみたいで、素晴らしいですね。世界に先駆けて画期的治療の効果を示せて本当に凄いことです。

一方で、まだ、寄ってませんが、投資家としてはリスクも見ないといけないと思います。(バイオ素人なので、当てにはならないと思います。)

一つは、後発薬が出てくるかどうかですね。細胞治療薬に依存しているサンバイオとしては、より効果のある細胞薬や、より簡単で低コストな後発薬が出てくると厳しい部分はあるかもしれません。ただ、こればっかりはどうなるかはわかりません。

一応、脂肪由来の幹細胞を静脈注射で、慢性脳梗塞の改善を謳う病院もあるようです(11/7追記:慢性期の方でよくなった例はあるようですが、あまり期待 し過ぎないようということらしいです。どちらかというと急性期の方が効果がありそうと聞きました。)が、実際治験してみないと本来の効果はよくはわからないかもしれません。

あとは、副作用ですね。幹細胞自体が癌化することは可能性としては少ないかもしれませんが、造血官の作用があるなら、がん細胞を手助けする可能性もあるかもれません。脂肪由来の幹細胞を静脈注射の場合は、がんがないかは事前に調べるっぽいですね。副作用自体の可能性は少ないかもしれませんが、こればっかりはよくわかりません。

よくわからないことばかりなのは自分が不勉強なためかもしれません。競合が出なければ、市場規模自体はかなり大きいですし、有望だと思います。何より、慢性脳梗塞・脳外傷の方に改善の希望が生まれたのは素晴らしいことだと思います。

11/9追記 たぶん、鍵となるのはSB623にnotch1を導入した効果がどうかなんですかね。これが、最良の方法なら、盤石、そうでないなら、リスクは残るんですかね。副作用も、これがどう影響するかも関係するかもしれないですし、そうでないかもしれません。

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