2017年5月3日水曜日

煽り屋と嵌め込み屋と情報弱者ビジネス

煽り屋と嵌め込み屋と情報弱者ビジネスと、タイトルにありますが、どれも主観的な言葉で、線引きが難しいですね。あまり、簡単に使ってはいけない言葉なのかもしれません。


割高な銘柄を手っ取り早く儲けようと煽るのが、煽り屋。クソ割高なクソ株を煽って踏み上げや材料で逃げるのが嵌め込みやとかでしょうか。本当に安くて良い銘柄を、 これはよいよという人は、煽り屋や嵌め込み屋とは言いにくいですし、そうではないと思います。少なくとも本人が本当に割安だと思ってるならですが。

正直、何が割安で割高かという 判断も、主観的な部分が大きく簡単ではないですね。それこそが煽り屋や嵌め込み屋と名指しで批判することが難しい一番の理由だと思います。株式市場は何が起こるか分からないですし、企業の業績だって、何かのきっかけで大きく変化することもありますから。

井戸に落ちそうな子供を見ると、誰だってハッとなるでしょというのが、性善説の考えらしいですが、かなりリスクの高そうな株を、人にいわれるがままに、買ってる(売ってる)初心者っぽい人を見ると、やめといた方がいいよと言いたくなるのが人情ですよね。ただ、みんながやめとけと思う銘柄ほど大きく値が上がったりするのが、市場の常ですから、まあ、せいぜい信用全力はやめとけよぐらいしか言えないですけどね。

名指しで煽り屋と批判したり、その銘柄やめとけよとは言えないですが、主観的に見て、それは割高だとか、危ないと思うということを言うのは自由ですね。自由な言論には自由な言論で対抗するという感じですかね。まあ、ネット上でやるとただの喧嘩になりそうで、おすすめはできないですし、自分はしないですが。

母さん助けて詐欺みたいな明らかな詐欺なら分かりやすいですが、初心者や子供お年寄り等の情報弱者(これもかなり主観的で上から目線の言葉ですが) をだますいわゆる情弱ビジネスって、生理的な嫌悪は感じます。おまえ本当はわかってるだろって人が、組織的にやってると、やはり嫌ですし、だまされる人の自己責任とは言いにくい部分もあります。これも線引きは難しいです。
 
ただ、法律の線引きを超えてないのであれば(例え超えてたとしても)、なかなかそういういわゆる情弱ビジネスを撲滅することはできないでしょうね。主観的な批判や憎悪だけど、もしかしたらその人の方が正しいかもしれない。あるいは、生理的な嫌悪は感じるが、法律上はぎりぎりセーフかもしれない。こんな葛藤が、より憎悪を増して、ネット上で争いの形になるのかもしれないですね。経験豊富な投資家やトレーダーが、煽り屋っぽい人を攻撃してたりを見かけたりします。

素人さんに手を出すヤ○ザものが他のヤ○ザものから差別されるといった感じでしょうか。株式市場はしのぎの世界ではありませんので、いい例えかはわかりません。

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