2021年1月1日金曜日

インフルエンザの流行と実効再生産数について何となく雑感

 コロナ前は、寒くなると風邪ひきやすくなると単純に思ってたんですが、インフルエンザも感染症ですから、インフルエンザは感染症のモデルにおいて説明できるはずなんだなと最近何となく思ったんですが、そうなるとちょっと疑問になることがあって、以下雑感です。

https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-V813-idsc/nap/130-f1u-10year.html



インフルエンザのこの十年の感染状況を見ると大体、1月末から2月くらいに感染者のピークを迎えるようですね。

一月下旬くらいが一番寒い時期なんで、インフルエンザも流行りやすいんだなと単純に思ってたんですが、まだ全然寒い時期に感染者数がピークを迎えるということは、一番寒い時期に実効再生産数が1となり、そこから実効再生産数が減り続ける状態ということですね。

寒いと乾燥したり、免疫力が下がって風邪がうつりやすくなるのかなと最初思ったんですが、実効再生産数が1となるのが2月頭くらいでかなり寒い時期であることを考えると、気温の寒さ自体が実効再生産数を上げるのではなく、気温が前日より低いか高いかの方が実効再生産数に影響を与えているんじゃないかという気もします。前日より寒いと何らかの理由で免疫力が下がるんでしょうか。つい薄着で過ごしてしまうとか暖房が間に合わないとか、そういうんでしょうか。

もちろん、集団免疫の実現による実効再生産数の減少とか、何らかの季節要因(正月や新学期、鳥インフルエンザの媒介と言われてる渡り鳥の越冬の時期とか)が関係するのかもしれないですが、どうなんでしょうか。何冊か関連本読んでみましたが、特によくわかりませんでした。





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