2017年12月31日日曜日

リップルとXRP雑感

あんま、よくわかってないのでほんと個人的な印象です。間違いもあるかもしれません。値動きは全然わかりません。

リップル社が開発した決済システムがリップル(ネットワーク)で、リップルは、安価で高速な決済を行えるシステムで、そこで、ブリッジ通貨としても使えるのがXRP(リップルコイン)なんですかね。

ただ、リップル社も言っているように、ブリッジ通貨としてXRPを使う必要は必ずしもないようですね。リップル(ネットワーク)で、直接ドル円の交換もできるみたいですね。

マイナー通貨同士の交換に関してはXRPをブリッジさせるということもできるみたいですね。これによりXRPを保有しようというインセンティブが金融機関にどれくらいあるのかは気になりますね。ブリッジするだけなら実需は差し引きで0になりますからね。

XRPの為替変動が大きすぎたり流動性が少ないと、XRPの保有のインセンティブは減りそうな気もします。流動性としてはマイナー通貨以下の現状ですが、手数料や保持や送金のメリットで流通するものでしょうか。ここは正直わからないです。XRP自体の総量が僅かずつ減っていくというのも重要な点なんでしょうか。

XRPには金利はないけど総量が僅かずつ減っていくというので、実需がしっかりしていれば、値段も僅かずつ上がっていくとは思います。ただ、その実需を裏付けるしっかりしたものというのが、なかなかはっきり自分にはよくわかっていません。リップル社としては、為替交換の基軸通貨になることを目標としているのかもしれませんが、現状流動性とファンダメンタルがないといった点から、なかなか簡単ではないかもしれません。税金の問題もあります。

法定通貨と仮想通貨のファンダメンタルの大きな差は、法定通貨は金利をもらえる国債と為替リスクなく交換可能であるということだと思っています。そのため、一応DCF法で法定通貨の価値はファンダメンタルで測ることができます。現状の基軸通貨であるドルも一応金利はもらえますし、流動性も高いです。ドルはアメリカの経済と政治力をバックにしていますから、XRPもなかなか大変な面はあると思います。


リップル自体はとても良いシステムなのかもしれませんが、XRPに関しては判断難しいですね。正直、わかりません。便利なら使われるようになるとは思いますが、ファンダと実需がまだまだわかりません。

あとよくわかってないのが、トランザクションに特定の承認者がいるようですが、もしXRP自体が爆発的に使われるようになった時、承認者は全部対応するインセンティブあるんですかね。ここら辺の仕組みはビットコインのPoWと比べてどう折り合いをつけるのか、あまりわかっていません。(今のところはリップル社がコスト負担して承認しているんですかね。将来的には、特定の承認者=金融機関?に予めXRPを配っておいて、取引が爆発的に増えると、全体で消費されるXRPが増えて、承認者は持っているXRPの希少性が上がって得するといった感じなんですかね。どうなんでしょうか。全く間違っているかもしれません)

金融機関は決済が安くなるならリップル(ネットワーク)自体を運営するメリットはあると思いますし、決済システムの最終利用者から手数料を取れば、持続的な運営が当然可能だと思います。XRPの方は、XRPの取引を承認する電気代や運営のコストはどうなるのか、そこら辺のコストとインセンティブのバランスが難しい気もします。バランスが取れれば運営は持続するとは思います。


あと、余談ですが、金(きん)自体に結構、退蔵需要(単に価値保存の目的として保有するのみの需要)が毎年結構あるみたいですね。そういった退蔵需要みたいなのが、仮想通貨に出てくる可能性もあると思いますが、ハードフォークも含めて大量の仮想通貨やトークンが発行されている現状では、需要を上回る供給もありそうで、こちらも判断難しいですね。

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